【解説書の一部】 モンゴルの馬頭琴〜草原のチェロ
モリンホールは弓で弾く二弦楽器、弦は馬の尻尾で作られている。
モリンホール(馬頭琴)は、モンゴルの代表的な楽器。台形の胴を膝にはさみ弓で演奏します。二本の弦も馬の尻尾の毛で作るのが特徴で、悼の上端に馬の頭部の彫刻が施されていることからモリンホール(馬の楽器の意)という楽器名がつきました。中国では馬頭琴と呼ばれています。
演奏者のチ・ボラグは、内モンゴルの演奏流派をすべてマスターしている。
演奏者のチ・ポラグは、中華人民共和国内モンゴル自治区ジリム地区ホルチンの出身。八才よりモリンホールを学ぶ。中国文化大革命時、投獄、強制労働を課せられるなど迫害されるもモリンホールを手放すことをせず、その研鑽に励みました。内モンゴルに存在したいくつかの演奏流派をすぺてマスター、それらを統合した独自の演奏風格を築きあげ、中国各地で公演実績を積むと同時に1918年には政府代表団に参加し、アフリカ各国を訪問、公演を行ないました。1985年初来日、その後七回にわたり来日、各地で公演を行ない成功を収めています。彼はモンゴル族を代表するのみならす、中国全体を代表して世界に誇リうる民族音楽家です。

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