| 洋楽渡来考 (CD3枚+DVD1枚組) |
![]() 国内盤CD3枚+DVD1枚組 日本伝統文化振興財団 洋楽渡来考 税込価格12,600円 カルタコム価格11,340円(税込) 送料無料 ■税込価格から約10%割引 商品番号VZZG1 注文は上記の 「メーカー取り寄せ注文」ボタンを クリックしてください。 通常は2〜4日後に入荷 詳細はここをクリック! ![]() CD3枚+DVD1枚セット |
キリシタン禁教令による過酷な弾圧を逃れ、現代まで伝えられた三つの歴史資料を「音」と「映像」によって実証的に収録! 「洋楽渡来考」(皆川達夫著、日本キリスト教団出版局2004年11月25日刊)は、日本における西洋音楽の受容を歴史資料の分析によって実証的に検証する記念碑的研究として、大きな注目を集めている。本企画は、「洋楽渡来考」の著者皆川達夫氏の監修によって、そこに収められた三つの歴史的資料を「音」と「映像」によって収録したCD&DVD版『洋楽渡来考』。 【3つの歴史資料】 1. 日本で印刷・出版された現存最古の西洋音楽の楽譜である「サカラメンタ提要」(1605年、長崎で印刷)東京国立博物館所 2. 蔵の変体仮名で書き留められた聖務日課のラテン語歌詞である「キリシタン・マリア典礼書写本(耶蘇教写経)」 3. 長崎生月島で400年間ひそかに歌い継がれてきたカトリック聖歌「オラショ」 ■別冊解説書:A4変形判72頁 内容:三つの歴史的資料について、DVD「オラショ」記録映像について、「中世・ルネッサンス音楽とともに60年(16頁)」を収載。 「別冊解説書付」(A4変形判72頁) 監修・解説:皆川達夫 【目次】 収録一覧、CD解説 DVD解説、歌詞・対訳 CD-1解説 CD-2解説 CD-3解説 中世・ルネサンス音楽とともに六十年(16頁収載)、出演者紹介/収録データ、編集後記 ■「洋楽渡来考」解説書の一部 今回の『CDとDVDによる洋楽渡来考』は、ラテン語聖歌の諸相を音と映像とで辿ったものである。 洋楽、ヨーロッパの音楽がはじめてこの日本に受容されたのは明治開国前後の時期というのが、ほとんど定説のように受けいれられている。ところが実は今日からほぼ4世紀半以前にすでに洋楽がわが国に導入され、日本人は積極的にそれに好奇の耳を傾け、自分たちで歌い奏でようとさえしていた。 1549年(天文18年)にはじまったフランシスコ・デ・ザビエルのキリスト教宣教と平行して、ラテン語聖歌、さらには器楽音楽が渡来した。その洋楽受容の様相について記録した文書がすくなからず残されている。ザビエル来航6年後の1555年(弘治元年)にはすでに大分で日本人の聖歌隊が活躍していたこと、九州各地で農民漁民や少年少女たちがラテン語聖歌をうたいつつ行進したこと、コレジョやセミナリョと呼ばれる神学校で1日1時間の音楽レッスンが課せられて声楽と器楽が伝習されていたこと、大内義隆、大友宗麟、織田信長、豊臣秀吉といった権力者たちが洋楽の演奏に傾聴したこと、等々の状況が明らかにされている。 |
| [DISC1] CD-1「サカラメンタ提要」 | |
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CD-1解説:第一部『サカラメンタ提要』 1605年(慶長10年)、わが長崎のコレジョで『サカラメンタ提要 Manuale ad Sacramenta』の名のラテン語典礼書が印刷された。 『サカラメンタ提要』とは、カトリック教会の秘跡(洗礼、告解、聖体、婚姻など)執行のためのマニュアルで、全436頁の中に19曲のラテン語聖歌――死者のため、とくに埋葬のための聖歌13曲、高位聖職者の教会訪問のための聖歌6曲――が、旗のような形のネウマ音符に5本の横線を添えた赤黒の2色刷で記譜されている。 ☆演奏者:聖グレゴリオの家 聖歌隊(カペラ・グレゴリアーナ)男声、指揮:橋本周子 1. 援けたまえ、神の聖人たち(死者のため、とくに埋葬のための聖歌|レスポンソリウム.4)(★試聴) 2. 援けたまえ、神の聖人たち|神よ、われをあわれみたまえ(死者のため、とくに埋葬のための聖歌|アンティフォナ.1|詩編唱.1) 3. わが罪を思い出したまうな(死者のため、とくに埋葬のための聖歌|レスポンソリウム.6) 4. 永劫の死より解き放ちたまえ(死者のため、とくに埋葬のための聖歌|レスポンソリウム.1) 5. 天使たちが楽園に|天使たちの合唱が(死者のため、とくに埋葬のための聖歌|アンティフォナ.7|アンティフォナ.8) 6. われは甦りであり、生命である|ほめたたえよ、イスラエルの神である主を・・・(死者のため、とくに埋葬のための聖歌|アンティフォナ.2|カンティクム) 7. 神よ、われを思い出したまえ(死者のため、とくに埋葬のための聖歌|レスポンソリウム.2) 8. われは信ず、わが贖い主は生きたまう(死者のため、とくに埋葬のための聖歌|レスポンソリウム.8) 9. 墓よりラザロを甦らせし御方(死者のため、とくに埋葬のための聖歌|レスポンソリウム.4) 10. 主よ、来りたまう時(死者のため、とくに埋葬のための聖歌|レスポンソリウム.8) 11. 地獄の道より解き放ちたまえ(死者のため、とくに埋葬のための聖歌|レスポンソリウム.1) 12. 司祭にして祭司|見よ、大いなる司祭を(高位聖職者の教会訪問のための聖歌|アンティフォナ.1|レスポンソリウム.8) 13. かかる尊き秘跡を(高位聖職者の教会訪問のための聖歌|イムヌス(賛歌).5) 14. 鹿が泉を求め(高位聖職者の教会訪問のための聖歌|レスポンソリウム.8) 15. 来たれ、創造主なる聖霊よ(高位聖職者の教会訪問のための聖歌|イムヌス(賛歌).8) 16. 十字架の御しるしにより(高位聖職者の教会訪問のための聖歌|アンティフォナ.4) 17. おお、天国の栄光は(高位聖職者の教会訪問のための聖歌|アンティフォナ.6) |
| [DISC2] CD-2(東京国立博物館所蔵「キリシタン・マリア典礼聖歌」) | |
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CD-2解説:第二部「東京国立博物館所蔵」 キリシタン・マリア典礼聖歌 『キリシタン・マリア典礼書写本(耶蘇教写経)』 こんにち東京国立博物館に「耶蘇教写経』(列品番号C729号)の名で保管される小版の紙本に、ポルトガル訛りのラテン語の発音が変体仮名文字によって墨書されている。そのラテン語とは、聖母マリアのための聖歌と祈願文である。第1部分は「聖マリアの連祷」、第2部分と第3部分とが「聖マリアの聖務日課」、すなわち第2部分は「晩課」(日没時の聖務日課)、第3部分は「終課」(夜の聖務日課)との3部分からなり、そのそれぞれのおりに歌い唱えられる連祷、アンティフォナ、詩編唱、賛歌、マニフィカト、小句、〔祈願文などが記載されている。その内容にしたがって、筆者はこれを『キリシタン・マリア典礼書写本』と名づけた。 ☆演奏者:岩手県立不来方高等学校音楽部、指揮:松村玲子(1のみ)、聖グレゴリオの家聖歌隊(カペラ・グレゴリアーナ)女声、指揮:橋本周子 1. ロレトの連祷(第1部分 聖マリアの連祷(リタニエ)|リタニエ(連祷)) 2. 祈りましょう、恵みと栄光ある(第1部分 聖マリアの連祷(リタニエ)|祈願) 3. 神よ、わたしを援けようと(第2部分 聖マリアの晩課(ヴェスベレ) (★試聴) 4. 王が宴におられる間|わが主に賜った主の御言葉|王が宴におられる間(第2部分 聖マリアの晩課(ヴェスベレ)|アンティフォナ、3|詩編唱(詩篇109(現行聖書110))|アンティフォナ) 5. その左手は|主の僕らよ、主を賛美せよ|その左手は(第2部分 聖マリアの晩課(ヴェスベレ)|アンティフォナ、4|詩編唱(詩篇112(113))|アンティフォナ) 6. わたしは黒いが美しい|主の家に行こうと|わたしは黒いが美しい(第2部分 聖マリアの晩課(ヴェスベレ)|アンティフォナ、3|詩編唱(詩篇121(122))|アンティフォナ) 7. 冬はすでに去り|主御自身が建ててくださるのでなければ|冬はすでに去り(第2部分 聖マリアの晩課(ヴェスベレ)|アンティフォナ.8|詩編唱(詩篇126(127))|アンティフォナ) 8. あなたは美しい|エルサレムよ、主をほめたたえよ(第2部分 聖マリアの晩課(ヴェスベレ)|アンティフォナ、4|詩編唱(詩篇147(147、12〜20)) 9. 小句(カピトゥルム)わたしは始めから(第2部分 聖マリアの晩課(ヴェスベレ) 10. めでたし海の星|あなたの唇には(第2部分 聖マリアの晩課(ヴェスベレ)|イムヌス(賛歌)、1|アンティフォナ) 11. 幸いなる御母|わたしの魂は主をあがめ|幸いなる御母(第2部分 聖マリアの晩課(ヴェスベレ)|アンティフォナ、2|カンティクム|アンティフォナ) 12. 祈りましょう、あなたに仕える者を(第2部分 聖マリアの晩課(ヴェスベレ)|祈願) 13. 主の諸聖人たちよ(第2部分 聖マリアの晩課(ヴェスベレ)|アンティフォナ、7) 14. 祈りましょう、あなたの民を(第2部分 聖マリアの晩課(ヴェスベレ)|祈願) 15. わたしたちを立ち返らせてください(第3部分 聖マリアの終課(コンプレトリウム) 16. 彼らはわたしを苦しめ続けた(第3部分 聖マリアの終課(コンプレトリウム)|詩編唱、8(詩篇128(129) 17. 深い淵の底から(第3部分 聖マリアの終課(コンプレトリウム)|詩編唱、4(詩篇129(130) 18. 主よ、わたしの心は驕っていません(第3部分 聖マリアの終課(コンプレトリウム)|詩編唱、1(詩篇130(131) 19. 思い出したまえ、救いの主よ(第3部分 聖マリアの終課(コンプレトリウム)|イムヌス(賛歌)、8) |
| [DISC3] CD-3(生月島の「かくれキリシタン」の「オラショ」) | |
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CD-3解説:第三部「生月島の『かくれキリシタン』の『オラショ』 「かくれキリシタン」とは、徳川幕府のきびしい詮議のもと、キリスト教を棄てたとして踏絵をふみ、しかし潜伏して心のうちの信仰を守ってきた人びとである。1873年(明治6年)の禁教令撤廃の後もキリスト教教会に戻ることなく、潜伏時代から伝承されてきた独特の信仰――正統的なキリスト教からいちじるしく変容した一種の汎神的な信仰を今なお受け継いでいる。 ☆演奏者:生月島のかくれキリシタンの皆さん(1〜23)、中世音楽合唱団、指揮:片山みゆき(24〜26) 1. れにびすかれす−だだんやす(第1部分 生月島山田集落の「オラショ」) (★試聴) 2でうすぱあてろ|天にまします|がらっさ|誠の信じ奉る|憐れみの御母(第1部分 生月島山田集落の「オラショ」) 3. 十のまだめんと|さんたいけれんじゃのなだめんと|根本七悪|七悪に向かう七つの善|さんたいけれんじゃのさからめんと|慈悲の所作|びわべんちらんさ|万事かないたもう(第1部分 生月島山田集落の「オラショ」) 4. みじりめん(第1部分 生月島山田集落の「オラショ」) 5. 御からだまき|きりやれんず|ぱちりのちり|あめまりや|えめてすべりと(第1部分 生月島山田集落の「オラショ」) 6. 十五の観念(第1部分 生月島山田集落の「オラショ」) 7. おやをもって申す(第1部分 生月島山田集落の「オラショ」) 8. 七度の観念|十一ヶ条(第1部分 生月島山田集落の「オラショ」) 9. ぱらいぞ(第1部分 生月島山田集落の「オラショ」) 10. だおだで|のじゅみすてり|まにへか|べれんつす(第1部分 生月島山田集落の「オラショ」) 11. 歌オラショ「ぐるりよざ」(第1部分 生月島山田集落の「オラショ」) 12. 「さん・じゅあん様の歌」(第1部分 生月島山田集落の「オラショ」) 13. 「だんじく様(じごく様)の歌」(第1部分 生月島山田集落の「オラショ」) 14. 申し上げ(第2部分 生月島壱部集落の「ゴショウ」および「オラショ」) 15. でうすぱいてろ|万事かないたもう|れれにめれすかあれす−うらうらのべす(第2部分 生月島壱部集落の「ゴショウ」および「オラショ」) 16. でうすぱいてろ|天にまします|がらっさ|けれど|さるべれじな(第2部分 生月島壱部集落の「ゴショウ」および「オラショ」) 17. 十のまだめんと|さんたえけれんじゃのまだめんと|根本七悪|七悪に向かう七つの善|さんたえけれんじゃのさからめんと|慈悲の所作|べらべらんつらんさ|万事かないたもう(第2部分 生月島壱部集落の「ゴショウ」および「オラショ」) 18. みぜれめん(第2部分 生月島壱部集落の「ゴショウ」および「オラショ」) 19. 御からだまき(第2部分 生月島壱部集落の「ゴショウ」および「オラショ」) 20. きりやれんず|ぱちりのちり|あめまりや(第2部分 生月島壱部集落の「ゴショウ」および「オラショ」) 21. 歌オラショ「らおだて」|歌オラショ「なじょう」|歌オラショ「ぐるりよざ」(第2部分 生月島壱部集落の「ゴショウ」および「オラショ」) 22. たっときは八日の七夜の|ぱらいぞのひらき|でうすぱいてろ|申し上げ(第2部分 生月島壱部集落の「ゴショウ」および「オラショ」) 23. 歌オラショ「らおだて」|歌オラショ「なじょう」|歌オラショ「ぐるりおざ」(第3部分 生月島堺目集落の「歌オラショ」) 24. 「Laudate Dominum すべての国よ、主を賛美せよ」(第4部分 生月島の「歌オラショ」の原曲と比定されたラテン語聖歌) 25. 「Nunc dimittis 今こそ御言葉にしたがい」(第4部分 生月島の「歌オラショ」の原曲と比定されたラテン語聖歌) 26. 「O gloriosa Domina 栄えある聖母よ」 |
| [DISC4] DVD「オラショ〜生月島のかくれキリシタン」 | |
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DVD解説:オラショ〜生月島のかくれキリシタン 「生月島かくれキリシタンのオラショ」については、CD-3第三部の解説を参照していただきたい。今回のDVDは、1990年6月5〜6日の岩佐寿弥氏撮影映像と92年4月12日の基督教視聴覚センター撮影映像によって、CDとは異なる「オラショ」の側面をたどるものである。生月のかくれキリシタンのいくつかの信徒集団の解散が報じられている今日、ほぼ15年前、二度にわたって撮影されたこれらの映像は資料的にきわめて貴重である。 ☆長崎県平戸市生月島の「かくれキリシタン」の皆さん |