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六段・春の海 〜箏曲の神髄
箏曲CD/六段・春の海

国内盤CD
WORLD SOUNDS
箏曲

税込価格1,995円
カルタコム価格1,900円
■税込価格から5%割引
商品番号VICG60397
江戸時代に大きく華開いた日本の音楽文化を代表する「箏曲」。不朽の名作「春の海」「六段」をはじめ箏曲の決定的名曲を現代最高の名手が演奏した決定盤。
■箏曲は世界に知られた日本古典音楽の代表的なジャンルである。
箏曲は、恐らく国内外を問わず、最もよく知られた日本音楽のジャンルの一つであろう。日本風のレストランなどでは判で押したように箏の音楽がBGMに用いられている。多くの場合、器楽曲であるが、歌曲であっても歌の部分はカットされたりしているので、たいていの人は箏曲というと器楽曲だけだと思っているかもしれない。しかし、本来は箏の弾き歌いによる歌曲のほうが圧倒的に多いのである。しかも、江戸時代初期に八橋検校(1614〜85)によって創始されて以来、当道という盲人組織に属する音楽家たちによって専門的に創作・伝承・教習がなされてきたために、盲人の鋭敏な感覚によって繊細な表現法や精繊な合奏法が徹底的に追求され、高度に芸術的発展を遂げてきた音楽種目である。
■箏の演奏法は多様であり、繊細な音色を楽しめる。
箏は奈良時代に中国から我が国にもたらされた外来楽器であり、同種の楽器は今日でもアジア各地に存在する。細長い共鳴胴に13本の弦を張ったロング・ツィター族の楽器で、それぞれの弦に箏柱を立てて音の高さを決め、右手にはめた箏爪で弦をはじいて音を出す。単に一本だけでなく複数の弦を箏爪で弾奏したり、弦をこすったり、指ではじいたり、あるいは弾いた後の余韻を揺らしたりと、さまざまな繊細な手法が工夫されている。こうした音色的変化に対する指向は、日本人の音感覚を非常によく反映したものである。
■このアルバムでは、一流奏者による箏の名曲ばかり五曲を厳選した。
ここには箏曲として最も代表的な名曲ばかりを5曲収録した。楽器の編成は箏だけではないが、いずれも箏が主奏楽器として活躍する作品である。箏曲草創期の作品から、現代における古典の編曲に至るまで、創作された時期はそれぞれ異なる。もちろん創作動機もさまざまである。しかし、どれもこれも箏の音楽としてはまず筆頭に挙げるべき作品ばかりである。しかも、現代において望み得る最高水準の演奏者による名演である。もはや文句のつけようがない。これこそ箏曲の魅力を存分に楽しめる珠玉のディスクであると自信をもって言える。


1. 六段調 [7:02] 作曲:八橋検校 箏:中能島欣一 (★試聴)
2. 五段砧 [11:28] 作曲:光崎検校 箏低音:米川文子 箏高音:米川文勝之
※「砧(きぬた)」は布を打って柔らかくするための道具で、秋の夜長をイメージさせる。この曲は高低二台の箏による二重奏で、微妙なニュアンスと華麗な重音性を楽しめる名曲である。
3. 千鳥の曲 [13:04] 作曲:吉沢検校(「古今集」「金葉集」より) 歌・箏(替手):井野川幸次 箏(本手):三品正保 胡弓:横井みつゑ
4. 春の海 [6:43] 作曲:宮城道雄 箏:宮城喜代子 尺八:二世 青木鈴慕 (★試聴)
※日本の近代を代表する箏曲家であった宮城道雄が1929年(昭和4)に作曲した箏と尺八のための二重奏曲。箏曲としては有名曲中の有名曲で、お正月などには必ずといって良いほど、日本中のあちこちで耳にする作品である。
5. 新ざらし [20:05] 原作曲:北沢勾当 補作曲:深草検校 編曲:中能島欣一 歌・箏・三弦:中能島欣一


【解説】 日本語/英語 [2000年8月2日発売]

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