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![]() 商品番号VZCG506、国内盤CD 日本伝統文化振興財団、税込価格2,500円 カルタコム価格2,381円、■税込価格から5%割引 【「都山流尺八:山本邦山〜日本音楽の巨匠」CD販売ぺージに戻る】 |
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| ■解説書の一部 | |
| 尺八には大きく2大流派がある。琴古流と都山流だ。名前の最後に“山”のつく人は、まれに例外もあるが、都山流の人だ。山本邦山はこのCDのタイトルどおり都山流で、しかも流を代表する。なにせ人間国宝だ。しかし、この人は流を超えている。ゆえに世に知られた。ジャズや現代音楽の世界では殊によく知られ、その天才的な感性と技術で新しい領域を開拓していった。このアルバムは現代音楽の方の邦山の魅力を伝えるもので、これが都山流の尺八とは思わないでほしい。 | |
| ■曲目解説の一部 | |
| 1. 詩曲2番(松村禎三:作曲) 昭和47年8月から9月にかけて、山本邦山の委嘱によって作曲された。同年11月5日の日経ホールでの、同氏の第四回リサイタルで初演され、翌48年1月に部分的な改訂を試み、今日に及んでいる。 作曲者自身は「無伴奏の一本の笛のしなやかな息づきの中に、音楽の本来的な美しさをつかまえ得れば、というのが、この曲を書くに当っての私の願望であった」と、スコアの序文に記している。 2. 蒼茫(牧野由多可:作曲) (★試聴) 「蒼茫」―あおあおとして広く、大海の如く、そして時として荒れ狂う海の風――。 本の尺八にすべてをたくして、その、めくるめく叙情と、ほとばしり出る力感。 最弱音から最強音に至る巾の広い曲想を、息の長い本曲風な雰囲気の内に、じっくりと表現してみたかったのである。昭和47年の第四回山本邦山尺八リサイタルに際して委嘱を受け、9月に作曲。 3. 無伴奏尺八組曲第五番「波斯」(唯是震一:作曲) 昭和43年秋、イランのペルセポリスを訪れた折に得た印象の、四曲からなる音詩である。 (1)大砂丘 夜明けとともに大砂丘を背景として、ペルセポリスの偉容が浮び上ってくる情景が描かれている。 (2)楔形文字 まだ紙のなかった時代の粘土板に革や木片で刻まれた「くさび」形文字は直線的なタッチで男性的である。 (3)王の墓 ダリウス王の墓前である。角笛(尺八の筒吹奏法)が響く。遠くから馬蹄の響(尺八の管尻を指先で叩く)が次第に近づき、墓前に止る。冥想的なエレジーが唄われ、祈りの情景が描かれている。再び蹄音が次第に遠ざかってゆく。 (4)市場 バザールである。生活必需品がすべて求められる民族的ペルシャの市場である。ざわめく人声、雑踏、強烈な色彩、いろいろ臭気、活気溢れる人波の中に変化に富んだ悲喜こもごものペルシャ民族の縮図が、このバザールで描かれている。(唯是震一) 4. 壱越(山本邦山:作曲) 昭和41年作曲の、箏・尺八二重奏曲。 尺八独奏曲の「竹」と並び私の現在までの作品中で最も広く親しまれているものであり、京都での初演以来、私自身三百回を超える演奏回数を持つ曲となっている。作曲当時、私はまだ尺八演奏と同等に箏の演奏活動も続けており、作曲にあたっては、本当に自分の心の中で歌いたいものをスケッチし、それを整理・発展させ、さらに吟味検討して熱心に作り上げたものであった。箏を演奏する人々をすべて魅きつけることのできる作品にしようと非常な熱意をもって書き上げた作品でもあった。 5. 風動 ふと思いついた風動という文字と語感が何となく暗示的で好ましかったので、折があったらこの題名による作品を書きたいと思っていた。たまたま「尺八三本会」諸兄から作曲の委嘱があり、思案を重ねているうちに、少しづつまとまりかけてきた楽想と、風動という言葉の奥にある情感とがいつのまにか一致していることに気づき、この作品を「風動」と命名することに決めた。 |
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