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| ホールディング・アップ・ハーフ・ザ・スカイ 〜アジアの女性たちの歌声 |
![]() アメリカ盤 Shanachie アジア女性歌手 カルタコム価格2,100円(税込) 商品番号SHA66015 |
(原題)HOLDING UP HALF THE SKY - VOICES OF ASIAN WOMEN アジアの女性たちは元気です。このCDはアジア各国の女性シンガー/女性グループを特集したオムニバス。伝統的なエスニック音楽をベースに、現代感覚のアレンジで味付けしたポップス調のお洒落な曲が揃っています。最近、アメリカで発売されて好評だそうです。日本からは、3曲目に沖縄のネーネーズ、5曲目にCMソング歌手オオタカ・シズルが参加。10曲目にはモンゴルステーションでも紹介しているトゥバ出身のサインホの曲、13曲目にもトゥバのグループ「CHILGIRCHIN(蜃気楼)」の曲。 欧米人から見たアジアのイメージは、どこか不思議なエキゾチシズムにあふれています。特に女性に聴いてほしいですね。きっと、お気に入りの一枚になります。 1. The broken Zither (壊れたツィター) [2:01](★試聴) LIU SOLA(中国) ☆ツィターは12弦琴。 歌詞は中国の古い物語。「冒険に出かけよう。高い山も深い海も恐れずに・・・」と歌う。Liu Solaは中国の伝統歌曲に飽き足らずイギリスを本拠地に活躍。この曲は1994年のアルバム「壊れたツィター」の1曲目、太鼓の伴奏が効果的です。中国情緒たっぷりのボーカルと女性コーラスが古くて新しい。 2. Neend Koyi [6:42](★試聴) NAJMA(インド) 英国生まれのインド人。「ガザル」というロマンティックな叙情詩をベースにした歌詞。タブラ(2連太鼓)などのインド古典楽器とエレキベース、シンセなどの現代楽器をミックスさせた伴奏に、軽快なリズム・アレンジを加えたお洒落なポップス曲。このサウンドを聴いていると、ナンが食べたくなりますよ。一押しです。 3. Love Tune (ラブ・チューン) [2:19](★試聴) SHIZURU OHTAKA(オオタカ・シズル/日本) 雪印のスライスチーズやニッポンハムのCMソング歌手として活躍。日本国内での知名度はまだ低いが「七色の声」と高く評価されています。この曲は1997年制作。無国籍言語(意味不明?)の女性コーラス(男性の声も聞こえる)をバックに、「この愛は・・・」とやはり意味不明の囁くような語りが入ります。不思議な曲ですが、センスは抜群。 4. Lorloran/Salang [9:48](★試聴) EUIS KOMARIAH(インドネシア) ツィター(12弦琴)や竹製笛の素朴な音色の楽器を伴奏に、伝統的な古い歌詞をアンニュイな声で切々と歌います。 5. Kunjan Sabuki [6:20](★試聴) NENES(沖縄/ネーネーズ) 三線(さんしん/三味線の一種)の伴奏。「Kunjan Sabuki」は城を建設する材木人夫の古い歌。転調を繰り返しながら、男女の「ソイ」「ハッ」のノリのいい掛け声が入ります。この手の歌って、外国人にはエキゾチックに聞こえるのでしょうね。名曲です。 6. Ona [4:53](★試聴) YULDUZ USMANOVA(ウズベキスタン) Yulduz Usmanovaはポップシンガーの草分け的な存在で国内のポップス・シーンをリードしてきた女性歌手。遠く離れて暮らす息子を思う母親の心情を歌っています。楽器のメロディや音色は中央アジアそのもの。だけど、歌のメロディ・ラインは日本の演歌にそっくり。これは驚きです。 7. Naschat Cinta [3:55](★試聴) NASIDA RIA(インドネシア) インドネシア、スマラン出身の女性グループ。インド映画音楽の影響を感じさせる楽器アレンジ。ボーカルのメロディはアラビア風。全体としてはエレクトリック楽器を使った軽快な欧米風ポップス。異国情緒たっぷりの不思議な曲です。 8. Lhasa pumo [3:40](★試聴) YUNGCHEN LHAMO(チベット) チベット出身、インドに渡ったあと、1993年からオーストラリアに移住。仏教の高い精神性を内容にした歌詞、「生きるものすべてを慈しむ心」を情感のこもった声質で歌いあげて人気になりました。チ〜ンと響く、鐘の音が印象的です。 9. Tonggeret (トンゲレット) [4:39](★試聴) IDJAH HADIDJAH(インドネシア) ジャワ、スンダの人形劇場で歌い始めプロになる。その後はJugalaアンサンブルのメンバーとして、新しい感覚のスンダ音楽を広めてきた。曲名「トンゲレット」はアルバム・タイトルでもあり、1987年に米国でリリースし、シングルカットされた。ゆったりと落ち着いたガムラン音楽をバックに艶のあるボーカルを聞かせます。 10. Tanola Nomads (タノーラ・ノーマッズ)[3:16](★試聴) トゥバ出身の女性ボーカリスト。ホーメイやオルティンドーを独学し、その後はジャズの即興性に惹かれモスクワでジャズ・ミュージシャンたちと音楽活動を開始。伝統歌唱をバックボーンに力強い歌唱と現代的なアレンジを融合させ、まったく新しい音楽を誕生させた。スケールの大きいポップス曲です。 11. Lam Klon; Wal khru [2:23](★試聴) CHAWIWAN DAMNOEN(タイランド) CHAWIWAN DAMNOENは「mor lumの女王」と呼ばれています。mor lumは、ラオスやタイ北部イサン地方に伝わる古い歌のこと。最近ではポップス調のアレンジで歌われることも多い。このCDでは語るような伝統的な歌い方をしています。竹製のマウス・オルガンの軽妙な音色も聞きどころ。 12. Darlaashkyn (自由の歌)[2:01](★試聴) トゥバ出身のグループ。Aidysmaa Kandanは96年のレコーディング当時18歳で、米国で発売されたトゥバ音楽としては初めての女性アーティスト。トゥバでは有名な曲で、いろいろな歌手が歌っています。哀愁を帯びた遊牧民の歌で、伸びやかな高音の歌声が彼女の魅力です。ところで、この曲って何拍子なのでしょうか? 13. Kyar Chi Yan (王の寝台で最愛の王を待つとき)[1:43](★試聴) DAW YI YI THANT(ビルマ/ミャンマー) DAW YI YI THANTはミャンマーの有名な女性シンガー。宮廷音楽の曲を無伴奏で、歌詞を語り掛けるように歌います。素朴でありながら優雅。実力派ならではの味のある歌い方です。 14. Kyema Mimin [3:20](★試聴) Choying Drolmaはチベット仏教の尼僧で歌手。この曲はアメリカのギターリストで作曲家のSteve Tibbetsとのコラボレーション。お経を読むように何度も繰り返す歌声、鐘の音のリズム。日本人にもどこか親しみを感じさせる不思議なヒーリングサウンド。Drolmaや他の尼僧たちは、Steve Tibbetsの欧米風アレンジがいたく気に入り、ラップのアレンジも頼んだという笑い話もあった。アレンジが冴えていますよ。 [1999年発売/2005年11月2日再発売] 【解説書】 英語 |